高校男子は比嘉が完全優勝！２位に７打差の圧勝

＜全国中学高校ゴルフ春季大会＞帽子を取って声援に応える比嘉一貴

第３３回全国高等学校ゴルフ選手権春季大会最終日

（3月29日 滋賀県大津市・瀬田ゴルフコース　高校男子＝東コース６７５０ヤード、パー７２）
　高校男子は、比嘉一貴（沖縄・本部２年）が完全優勝を果たした。２日間首位を守って迎えたこの日も７バーディー、１ボギーの６６をマーク。２位の田中大心（広島・瀬戸内２年）に７打差をつける通算１２アンダーの圧勝で優勝を飾った。

　高校男子は、昨年２位だった比嘉が完全優勝でリベンジした。２位に２打差で迎えた最終日の目標は「優勝ではなくて、２位とどれだけ差をつけるか」。自身に高いハードルを課したが、安定したティーショットと得意のアイアンでバーディーを７つも量産。６６をマークして２位に７打差と異次元の旅を続けた。部活の練習だけではなく、孤独な朝練もいとわない努力家。念願だった高校生の頂点に立ち「早くプロになりたい」と先を見据えた。