松田涙の現役続行 24年間師事した久世コーチと別れ

[ 2012年12月12日 06:00 ]

競泳の松田丈志は都内で会見して、久世コーチ(右)のもとを離れての現役続行を宣言し、涙を見せる

 競泳男子200メートルバタフライ五輪2大会連続銅メダルの松田丈志(28=コスモス薬品)は都内で会見し、「もう一度世界一を目指すと決めました」と現役続行を宣言した。

 今後は久世由美子コーチ(65)のもとを離れ、東京・国立スポーツ科学センターを拠点に平井伯昌コーチ(49)に師事する。4歳の時に宮崎県延岡市のビニールハウスのプールで水泳を始めて以来、一貫して指導を受けてきた久世コーチとの24年間を振り返り「資金も施設も情報も何もないところから、ここまできた。誰にもできないことを頑張ってきた。誇りに思います」と涙ながらに語った。新年初戦は1月のコナミオープン(兵庫)の予定。「その時にトップで戦う力があれば、当然行きたい」と4年後のリオデジャネイロ五輪にも意欲を見せた。

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2012年12月12日のニュース