内村航平 結婚を発表「新しいスタートを切る良いタイミングと考えた」

[ 2012年11月27日 11:35 ]

今月11日に婚姻届を出していたことが明らかになった内村航平

 ロンドン五輪の男子個人総合で金メダルを獲得した内村航平(23=コナミ)が27日、日本体操協会を通じ、今月11日に婚姻届を提出したと発表した。

 お相手は23歳の一般女性。内村は「ここ数年来の最大の目標であった国際大会が終了し、新しいスタートを切る良いタイミングと考えた。今後は公私にわたり生活を充実させ、新しい目標に向けて努力する」とのコメントを出した。

 複数の関係者の話を総合すると、4連覇を示すように「1」が4つ並んだ11月11日、夫人の出身地・千葉県内で婚姻届を提出したという。

 学年では一つ下の夫人とは内村が日体大時代からの知り合いだったが、内村がコナミに入社した昨春以降に急接近。昨年10月頃に交際がスタートしたという。同7~16日に、日本での開催は16年ぶりとなる世界選手権が東京で行われ、内村は個人総合で史上初の3連覇、床運動でも37年ぶりの金メダルを獲得した。そして、ロンドン五輪でも頂点に。当時はまだ結婚していなかったものの、ゴールドに彩られた好成績の陰には小柄でかわいらしい雰囲気という夫人の支えがあったことは間違いない。

 内村は五輪後、右肩と右足首の痛みに悩まされており、12月2日のW杯(ドイツ)を回避。今季最終戦に予定していた12月15、16日の豊田国際も欠場の可能性が高い。来年以降も完璧な演技を披露するために、まずは心身をリフレッシュ。団体総合のない13年アントワープ世界選手権では個人総合の連覇継続、14年南寧世界選手権では団体総合のV奪回を目指す。そして16年リオデジャネイロ五輪、東京招致が実現すれば目指す意向を示している20年五輪へ。愛する人とともに、万能キングはこれからも王道を歩んでいく。

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