白鵬 23度目Vの美酒は「ジュースみたいな感じ」

[ 2012年11月27日 06:00 ]

23回目の優勝を飾った白鵬は笑顔でポーズをとる

 23度目の優勝を飾った横綱・白鵬は千秋楽から一夜明けた26日、福岡市内で会見を行った。

 4場所ぶりの賜杯を手にした前夜は大いに勝利の美酒を味わったそうで「お酒じゃなくてジュースみたいな感じがした」とうつろな目を懸命に開きながら喜びを表現。来年に向けては「北の湖理事長の24度、朝青龍関の25度の優勝に一気に並びたい」とあらためて先輩横綱の記録に挑むことを誓い、具体的に名前は挙げなかったが「その後には大きな夢がありますから」と大鵬が持つ史上1位の32度の優勝回数を視野に入れ始めたことを示唆した。

 終盤5連敗と苦しんだ新横綱の日馬富士に対しては「綱の重みを感じたのでは。強いからこの地位に上り詰めた。もう一回上がってきた時の精神を思い出せば、まだまだやってくれる」と激励。27日からは観光大使を務める鹿児島県霧島市に出向き、優勝報告を行う予定だ。

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2012年11月27日のニュース