横田、陸上成年男子800M大会新V 練習拠点を米国へ

[ 2012年10月8日 06:00 ]

ぎふ清流国体第9日

(10月7日 岐阜県内各地)
 開催地の岐阜県が前回開催の65年以来、47年ぶり2度目となる男女総合優勝(天皇杯獲得)と女子総合優勝(皇后杯獲得)を決めた。陸上の成年男子800メートルではロンドン五輪代表の横田真人(東京・富士通)が1分48秒28の大会新で優勝。成年男子1万メートル競歩は同代表の鈴木雄介(石川・富士通)が40分10秒16で制した。柔道少年男子は千葉が初優勝。同成年男子は鈴木桂治(国士舘大教)を擁する東京が初戦の2回戦を突破した。

 陸上成年男子800メートルを大会新記録で制した横田が来年から練習拠点を米国に移すことを明かした。場所はカリフォルニア州のサンタモニカ・トラッククラブで、かつてカール・ルイスも在籍した名門クラブ。今春にも2カ月ほど練習参加したが、「自分が一番成長できるところはどこかを考えた」と決断した。来年1月には渡米し、8月のモスクワ世界選手権に向けて本格始動。資金はほとんどが自費だが、「世界大会に出てくる選手と、一緒にやる環境に身を置くことが自分を高める」と前向きだった。

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2012年10月8日のニュース