吉田沙保里に国民栄誉賞検討 官房長官「ぜひ検討」

[ 2012年10月4日 12:04 ]

レスリングで前人未到の13大会連続世界一を達成し、国民栄誉賞を授与する方針が固まった吉田沙保里

  藤村修官房長官は4日午前の記者会見で、レスリング女子の吉田沙保里(29)に国民栄誉賞を含め、政府として表彰を検討する考えを表明した。「大変な快挙で敬意を表する。何かできないか考えている。(国民栄誉賞を含め)ぜひ検討したい」と述べた。

 吉田はアテネ、北京、ロンドンと五輪3連覇。世界選手権を含め13大会連続金メダルを獲得。ロシアの英雄、男子レスリングのカレリンを超える金字塔を打ち立てた。

 官房長官の会見後、吉田の地元・三重県の鈴木英敬知事らが官邸を訪ね、吉田への国民栄誉賞授与の要望書を提出。要望書で「前人未到の大記録だ」と“人類最強”の快挙を強調した。

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2012年10月4日のニュース