リオ五輪戦略で体操男子、種目別も強化へ 

[ 2012年10月4日 21:42 ]

 日本体操協会は4日、東京都内で開いた常務理事会で2016年リオデジャネイロ五輪に向けた基本戦略を策定し、体操男子はこれまで強化策の軸だった個人総合に強いオールラウンダーの育成に加え、種目別スペシャリストの養成も図る方針を決めた。16年五輪では団体総合、個人総合、種目別でいずれも金メダルを目指す。

 体操女子は団体と種目別のメダルが目標。新体操は団体で表彰台を狙い、8位入賞が目標の個人総合では15歳の皆川夏穂(イオン)らをロシアに長期派遣する強化策も承認した。

 また、体操の個人総合で争うワールドカップ(W杯)ドイツ大会(12月・シュツットガルト)にロンドン五輪男子金メダルの内村航平(コナミ)と同6位の田中和仁(徳洲会)を派遣することも決めた。アジア選手権(11月・中国)は日中関係を考慮しつつ、予定通り派遣する方向で調整する。

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2012年10月4日のニュース