魁聖 腰のけが抱えて勝ち越し…優勝?「自分は無理そうです」

[ 2012年7月16日 19:47 ]

大相撲名古屋場所9日目

(7月16日 愛知県体育館)
 ブラジル出身の魁聖が1敗同士の平幕対決で大道を寄り倒し、早々と給金を直した。「こんなに早く勝ち越せるとは思っていなかった。うれしいですね」と思わず笑みをこぼした。

 6月上旬に腰付近を圧迫骨折した影響で、稽古は不十分。場所中は痛み止めの薬を服用して土俵に上がっている。先場所は友綱部屋の兄弟子、旭天鵬が賜杯を抱いた。それに続く優勝に水を向けられると「自分は無理そうです。けががひどくならないように取りたい」と控えめだった。

続きを表示

2012年7月16日のニュース