五輪切符逃しても…稲葉、貫禄Vで最優秀選手

[ 2012年6月18日 06:00 ]

<男子フリースタイル55キロ級決勝>守田泰弘(上)を破り優勝した稲葉泰弘

全日本選抜選手権最終日

(6月17日 東京・代々木第2体育館)
 男子フリー55キロ級の稲葉は3試合で1ピリオドも落とさず、世界選手権銅メダリストの貫禄を見せた。

 ロンドン五輪代表を逃し「まだ気持ちの切り替えがうまくできていないけど、いいスタートを切れた」と納得の表情だった。初戦の準々決勝、準決勝で大学生の挑戦を退け、決勝では1ポイントも与えなかった。最優秀選手に輝いた26歳のレスラーは、4年後のリオデジャネイロ五輪を目指すかどうかは「まだ見えない。一試合一試合積み重ねたい」と話した。

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2012年6月18日のニュース