ナダル 全仏オープン単独最多7度目V!

[ 2012年6月11日 21:13 ]

全仏オープン男子シングルスで優勝したナダル

 テニスの全仏オープン最終日は11日、パリのローランギャロスで行われ、男子シングルス決勝でラファエル・ナダル(スペイン)がノバク・ジョコビッチ(セルビア)を6―4、6―3、2―6、7―5で下し、単独最多となる7度目の優勝を果たした。四大大会は昨年の全仏以来となる歴代4位の11勝目となり、優勝賞金125万ユーロ(約1億2600万円)を手にした。

 10日はナダルが6―4、6―3、2―6とリードし、第4セットの1―2となったところで順延が決まり、2日がかりの勝利となった。

 ジョコビッチは43年ぶり史上3人目の四大大会4連続優勝と、生涯グランドスラム(四大大会全制覇)の偉業はならなかった。四大大会決勝では1968年のオープン化以降初めての4大会連続同一カードだった。

 ▽ラファエル・ナダルの話 自分のキャリアの中でも特別な優勝だ。全仏の優勝カップを置く場所はいつも空けてあるので、そこに飾りたい。

 ▽ノバク・ジョコビッチの話 この試合を楽しむことができたが、ナダルの方がいいプレーをした。来年またこの舞台に戻ってきて、もっと良いプレーができるようにしたい。

続きを表示

この記事のフォト

2012年6月11日のニュース