初優勝のフォン「中国ではきっと今ごろ大騒ぎ」

全米女子プロ選手権最終日

（6月10日 米ニューヨーク州ピッツフォード　ローカストヒルＣＣ＝パー７２）
　フォン・シャンシャンが１７番で五つ目のバーディーパットを沈め「あれで勝利に近づいた」と力強くガッツポーズ。通算６アンダーで終え、２打差で逃げ切った。

　「（母国では）きっと今ごろ大騒ぎをしているはず」と興奮した。

　広州のゴルフ協会で働く父の影響で１０歳でゴルフを始めた。学校帰りに毎日練習場で２００球打ち続けたという。２００８年から米ツアーに参戦、１１年から日本ツアーにも出場し「昨年の日本での２勝が本当に自信になった」という。

　米ツアーでフル参戦する中国選手はフォンが初。「この勝利で中国選手も世界で戦えると思ってくれたらうれしい。もっと中国選手が増えるに違いない」と語った。（共同）