五輪シミュレーションに 入江ら競泳代表出発

[ 2012年6月11日 17:50 ]

 競泳男子背泳ぎの入江陵介(イトマン東進)や女子背泳ぎの寺川綾(ミズノ)らロンドン五輪代表が11日、強化の一環として出場する14日からのセッテコリ国際(ローマ)に向けて成田空港を出発し、入江は「(大会を)五輪に向けたいいシミュレーションにしたい」と抱負を述べた。

 日本チームによると、男子100メートル背泳ぎには昨年の世界選手権覇者のカミーユ・ラクール(フランス)が出場するとの情報がある。同選手権3位の入江は「勝てない相手ではないと思っている。重圧をかけられたらいい」と意気込んだ。

 寺川は大会後にフランスで高地合宿に入り、五輪が終わるまでは帰国しない。100メートル背泳ぎで五輪のメダルを狙う27歳のベテランは「次にここに戻ってくるときには結果が出ていると考えていると、どきどきする。一番大事な時期になる」と気を引き締めた。

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2012年6月11日のニュース