全仏テニス男子単決勝 ナダルのリードで雨天順延

[ 2012年6月11日 06:13 ]

全仏オープン男子シングルス決勝、順延が決まりコートを去る第2シードのR・ナダル

 テニスの全仏オープン最終日は10日、パリのローランギャロスで行われ、男子シングルス決勝で史上3人目の四大大会4連勝に挑む第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)と単独最多7度目の優勝を狙う第2シードのラファエル・ナダル(スペイン)が対戦し、ナダルのリードで迎えた第4セット途中に雨天のために中断し、順延が決まった。11日午後1時(日本時間同8時)に再開する。

 全仏決勝が雨天で月曜日以降に行われるのは1973年以来39年ぶり。

 ナダルは強打で6―4、6―3と2セット連取したが、第3セットの2―0からジョコビッチに6ゲーム続けて奪われ、今大会で初めてセットを失った。第4セットの1―2で2度目の雨天中断に入って順延となった。

 四大大会決勝では4大会連続同一カードで、ジョコビッチは生涯グランドスラム(四大大会全制覇)、ナダルは歴代4位の四大大会11勝目がかかる。優勝賞金は125万ユーロ(約1億2400万円)。(共同)

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