北島　２００平で優勝　サンタクララ国際

サンタクララ国際の男子２００メートル平泳ぎで優勝し、表彰台で声援に応える北島康介

　競泳のサンタクララ国際大会第２日は１日、米カリフォルニア州サンタクララで行われ、男子２００メートル平泳ぎはロンドン五輪代表の北島康介（日本コカ・コーラ）が２分１３秒２４で優勝した。

　五輪代表選考会を兼ねた４月の日本選手権以来のレース。北島は予選を２分１３秒１０でトップ通過したが、決勝はタイムを落とすなど、内容はもう一つだった。

　男子１００メートルバタフライは藤井拓郎（コナミ）が５２秒７９で勝ち、松田丈志（コスモス薬品）が０秒０５差の２位。女子１００メートルバタフライの星奈津美（スウィン大教）は１分０秒１３で６位だった。

　▼藤井拓郎の話　五輪前の最後のレースなので、集中力を高めて力を出し切ろうと思った。今回もあまり出来は良くなかった。

　▼松田丈志の話　泳ぎの内容には満足している。（腕のかきで）水をつかむ部分を改善した。五輪に向けて伸ばしていける部分はそういうところしかない。

　▼星奈津美の話　何一ついいところがなかった。レース時間が（予定より）遅くなって、体が動かなかった。５９秒台前半から５８秒台を目標にしていた。（共同）