卓球五輪代表に秘密兵器!1000万円でマシン開発

[ 2012年6月2日 06:00 ]

導入されたマシン(左)を相手に練習する岸川聖也(右)と丹羽孝希

 打倒・中国へ秘密兵器を投入だ。卓球男子のロンドン五輪代表が1日、東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンターで合宿を公開。国のマルチサポート事業で約1000万円をかけて開発された3台の卓球マシンが姿を現した。

 世界最強の中国は、バックハンドでこすり上げて鋭く曲がる攻撃的なレシーブ「チキータ」を多用するが、このマシンはさまざまな回転のボールを送り出すことが可能。エースの水谷隼(22=スヴェンソン)が「あのマシンで返球できれば中国選手のボールも返球できる」と言えば、丹羽孝希(17=青森山田高)も「凄くいい練習ができるし、凄くいいマシンだと思う」と話した。「マシンの名前は“チキー太くん”とかいいんじゃない?」と男子代表の宮崎監督。今後、福原愛(23=ANA)ら女子の練習にも導入される予定で、“チキー太くん”が日本初の五輪メダルを後押しする。

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2012年6月2日のニュース