サンダー初勝利!セフォローシャ攻守で活躍

[ 2012年6月2日 06:00 ]

 NBAプレーオフ西地区決勝の第3戦がオクラホマシティーで行われ、2位サンダーが102―82で1位スパーズを下し、このシリーズ3戦目で初勝利。スイス出身のターボ・セフォローシャ(28)がプレーオフ自己最多の19得点と6スチールをマークするなど、攻守両面でチームを引っ張った。レギュラーシーズン終盤から続いていたス軍の連勝は20(歴代3位)でストップ。82点は今季の最少得点で、トニー・パーカー(30)ら主力選手は敗色濃厚となった第3Q残り3分からベンチに“撤退”した。

 サンダーのヒーローはデュラント、ウエストブルック、ハーデンといった米国の五輪代表候補ではなかった。先発ながらいつもは脇役に徹しているセフォローシャがこの日は奮起。「2敗したのでもう負けられなかった。ファンの応援もあったし、気力でプレーしたよ」と開始から3分で4度もスチールを記録してチームに勢いをもたらした。チームのスチール数はサンダーが14回に対しスパーズは2回。ターンオーバーは7回と21回で、第2戦まで見られなかった執ようなディフェンスが相手の連勝を阻止する原動力になった。

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2012年6月2日のニュース