日本男子、D組1位で8強入り スロバキア下した

[ 2012年3月29日 08:09 ]

スロバキア戦でプレーする水谷隼

 卓球の世界選手権団体戦第4日は28日、ドイツのドルトムントで1次リーグを行い、男子D組最終戦でチームランキング4位の日本は同22位のスロバキアを3―1で下し、通算4勝1敗の同組1位で8強入りを決めた。

 第1試合でロンドン五輪代表の水谷隼(明大)が逆転勝ち。丹羽孝希(青森山田高)が敗れたが、松平賢二(青森大)が競り勝ち、第4試合で水谷がストレート勝ちした。

 決勝トーナメントの組み合わせも決まり、日本は男女ともに30日の準々決勝から登場。男子はシンガポール―ベラルーシ、女子はハンガリー―韓国の勝者と対戦する。3位決定戦を行わないため、準々決勝に勝てば男子は3大会連続、女子は6大会連続のメダルが確定する。

 ▼水谷隼の話 1試合目の1ゲーム目で逆転され、自分で苦しめてしまった。2試合目は相手の特徴は分かっていたので大丈夫だった。決勝トーナメントもチーム一丸となって戦いたい。

 ▼丹羽孝希の話 想像以上に強かった。もっとサーブの切れを身に付けたりしないといけない。負けたのはショックだが、チームが勝ったので良かった。

 ▼松平賢二の話 初めて1勝1敗で回ってきたが、自分のプレーを心掛けた。団体戦の雰囲気を楽しめている。次もこれまでと同じようにしっかりと準備をして戦いたい。

 ▼宮崎義仁・男子監督の話 負ければ1位通過はなくなるので、トーナメントと同じ気持ちで戦うように指示した。松平賢は日に日に強くなっている。準々決勝も調子のいいメンバーで戦う。(共同)

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