重圧はねのけ…エース水谷が2勝「全勝で終えられて良かった」

[ 2012年3月29日 09:17 ]

スロバキア戦でプレーする水谷隼

卓球世界選手権団体戦第4日・男子D組 日本3―1スロバキア

(3月28日 ドイツ・ドルトムント)
 1次リーグ最終戦で2勝を挙げ、日本を8強に導いた水谷は「1位通過もでき、自分も全勝で終えられて良かった」とホッとした表情を見せた。

 負ければ1位通過を逃す一戦。第1試合は世界ランク148位と格下の相手に受け身になり、最初の2ゲームを落としたが、実力の差を見せて逆転勝ち。第4試合では丹羽を破ったカイナットを軽く片付け、「水谷さんのサーブは切れが違う。レシーブも緩急をつけて僕とは違う」と丹羽を驚かせた。

 これで3大会連続のメダル獲得まであと1勝。目標に掲げる35年ぶりの決勝進出も視野に入れ、水谷は「ここからはベストのプレーができなければやられる。チーム一丸となって戦う」と誓った。(共同)

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2012年3月29日のニュース