高梨 W杯日本初開催に意気込む 「完璧なジャンプをしたい」

[ 2012年3月2日 16:25 ]

ノルディックスキーのW杯公式練習で調整するジャンプ女子の高梨沙羅=蔵王ジャンプ台

 ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ女子で日本初開催となる蔵王大会は3日、山形市蔵王(HS100メートル、K点90メートル)で個人第10、11戦、4日に第12戦を行う。初優勝が期待される高梨沙羅(北海道・上川中)は2日の練習で最長の98・5メートルを飛ぶなど順調で「自分の中での完璧なジャンプをしたい」と意気込んだ。

 2月下旬の世界ジュニア選手権(トルコ)で個人と団体の2冠を遂げた15歳の高梨の強敵となる17歳のサラ・ヘンドリクソン(米国)は、今季6勝で総合首位に立つ。この日は安定した飛躍をそろえ「とても集中している」と話した。

 日本勢は第10戦と12戦に開催国枠を含めた12人、第11戦には代表の6人が出場する。

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2012年3月2日のニュース