第一生命完全V!尾崎 ロンドンに意欲も

[ 2011年12月19日 06:00 ]

1区でスターツの土井(右)と競り合う第一生命の尾崎

スポニチ後援全日本実業団対抗女子駅伝

(12月18日 宮城・松島町中央公民館前~仙台市陸上競技場の6区間42・195キロ)
 悔しさを振り払った30歳が、17年ぶりの快挙に導いた。第一生命は1区の尾崎が区間賞を獲得すると、2区以降も堅実につないで9年ぶり2度目の戴冠。一度もトップを譲らない完全優勝は、94年のリクルート以来、17年ぶりだ。

 尾崎はロンドン五輪切符獲得を狙った11月の横浜国際で2位に敗れたものの、「私が落ち込んだり、変な態度を取りたくなかった」と今大会に向けて集中していた。

 横浜国際のゴール後、五輪代表選考レースへの再チャレンジについて「また走るんかいと思われる。考えていない」と話していたが、この日「あの時の発言を取り消したい」と力強く宣言。来年3月11日の名古屋ウィメンズの出場へ、「選考レースをテレビで見てる自分を想像したら、“走りたい”って思うだろうな。戦えると思ったら出ますよ」と意欲を見せていた。

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2011年12月19日のニュース