真央 初練習で3回転半着氷 高橋はSP4回転宣言

[ 2011年12月8日 08:49 ]

フィギュアスケートのGPファイナル公式練習で調整する浅田真央

 フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナルの公式練習が7日、カナダのケベックで始まり、前回出場した2008年以来、3年ぶり3度目の優勝を狙う女子の浅田真央(中京大)ら日本勢が、開幕日の9日(日本時間10日)に行われるショートプログラム(SP)に向けて調整した。

 浅田と鈴木明子(邦和スポーツランド)は、ジャンプ中心に確認。浅田はやや回転不足ながらトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)も着氷し、まずまずの内容だった。

 日本男子初制覇を狙う高橋大輔(関大大学院)と羽生結弦(宮城・東北高)も練習。高橋はSPで、4回転ジャンプに挑戦する意向を示した。

 ジュニアGPファイナルは8日(日本時間9日)に同じ会場で開幕し、女子の庄司理紗(西武東伏見ク)と男子の田中刑事(岡山理大付高)日野龍樹(愛知・中京大中京高)が出場する。

 ▼高橋大輔の話 調子はいい。(今季のファイナルは)今までよりもレベルが高く、それぞれの個性が強くて面白い。勝とうと思うなら、4回転を決めないといけない。

 ▼羽生結弦の話 4回転―3回転は跳んだが(着氷後の)流れが足りない。気負いはない。出場できるだけでうれしいし、いい結果を残したい。(共同)

続きを表示

この記事のフォト

2011年12月8日のニュース