途中出場の控え選手が奮起…南アフリカ、1点差辛勝

[ 2011年9月12日 06:00 ]

W杯ニュージーランド大会第3日 南アフリカ17―16ウェールズ

(9月11日 ウェリントン)
 南アフリカは、1点差の辛勝で何とか黒星発進を免れた。開始3分で先制しながら、長短のパスでボールを動かす相手に主導権を握られた。後半14分にトライを許し、10―16と逆転された。途中出場のフーハートのトライで命拾いした。

 試合後の記者会見でスミット主将は「W杯では結果が全て」と言い、デビリアス監督は「選手の真価が問われる試合だった。途中出場で流れを変えた控え選手を含めた22人を評価したい」と話した。

 <あと1歩で金星逃す>ウェールズは、史上2度目の南アフリカ戦勝利を目前で逃した。ブレークダウンで健闘し、相手のお株を奪う激しいタックルで世界王者と互角に渡り合った。後半14分にトンガ生まれのNo・8ファレタウがトライして一時は逆転した。しかし、25分にトライを奪われて16―17とリードを許し、FBフックが狙った再逆転のPGが外れて番狂わせはならなかった。ウォーバートン主将は「悔しい負け方だが、諦めてはいない」と強気だった。

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2011年9月12日のニュース