柔道の世界選手権 1階級2人制は見直しか 

[ 2011年9月6日 19:59 ]

 全日本柔道連盟は6日、東京・講道館で国際委員会を開き、世界選手権で昨年の東京大会から導入された1カ国・地域につき男女1階級2人代表制を見直し、2013年大会から代表選手数を削減する可能性が浮上していることを報告した。

 出席者によると、8月20日にパリで開かれた国際柔道連盟(IJF)総会でビゼール会長が私案として発言。女子48キロ、52キロ級で2年続けて日本人選手が決勝を闘ったように、強豪国以外にチャンスがなくなることを懸念しているという。

 世界選手権パリ大会男子100キロ超級決勝でテディ・リネール(フランス)が勝利後、畳の上で礼儀を欠いた行為をとったことなどを問題視し、大会終了直後にビゼール会長が緊急理事会を招集して礼儀の徹底を訴えた件も報告された。

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2011年9月6日のニュース