恩師・藤原氏通夜 海老沼沈痛「金報告できず残念」

[ 2011年9月6日 06:00 ]

 先月29日に急逝した明大柔道部監督の藤原敬生氏(享年52)の通夜が5日、東京都港区の青山葬儀所でしめやかに行われ、全日本柔道連盟の上村春樹会長、山下泰裕・現全日本柔道連盟理事ら約1000人が参列した。

 在任中の指揮官の急死に、先月パリで行われた世界選手権男子66キロ級で優勝した海老沼匡(4年)は「メダルを持って報告できなかったのが残念です」と言葉少な。同100キロ超級代表だった上川大樹主将(4年)は「来年、いい報告ができるように頑張りたい」とロンドン五輪での活躍を誓っていた。

 ▼砂村光信氏 明大入学後からの付き合いで親友だった。若くしてがんになり、闘病しながら苦労して後輩を育て、やっと結果が出てきたのに、残念でならない。(明大ラグビー部出身)

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2011年9月6日のニュース