ラグビー日本代表合宿　上田が合流「一試合一試合がセレクションになる」

　９月開幕のラグビー・ワールドカップ（Ｗ杯）に向けてイタリア北部トレビゾで合宿中の日本代表は８日、地元チームのベネトン・トレビゾとの合同練習で約２時間、さまざまなメニューをこなして調整した。

　７月末に始まった合宿で合同練習を行うのは３度目。福島県出身のロック大野（東芝）は「いつもと違う相手で、新鮮な気持ちでやっている」と話した。９日には地元チームと試合形式の練習を行い、１３日のイタリア代表とのテストマッチに備える。

　左膝負傷のＦＢ有賀（サントリー）に代わり、８日に上田（ホンダ）が合流した。バックスで複数のポジションをこなす上田は「一試合一試合がセレクションになる。自分の特長を出せるようにしたい」と述べた。（共同）