遼 出遅れ107位 勇太が日本勢最高18位

[ 2011年7月15日 09:05 ]

第1ラウンド、11番でバンカーショットを放つ石川遼

 男子ゴルフのメジャー第3戦、全英オープン選手権は14日、英国南東部サンドイッチのロイヤル・セントジョージズGC(7211ヤード、パー70)で開幕し、19歳の石川遼は3バーディー、5ボギー、1ダブルボギーの74で107位と大きく出遅れた。

 池田勇太が1アンダー、69で日本勢最高の18位。高山忠洋がイーブンパー、70の36位、藤田寛之と平塚哲二と河井博大は75の126位だった。

 20歳のトム・ルイス(英国)が140回目の大会史上、1996年のタイガー・ウッズ(米国)らのアマチュア最少記録を更新する5アンダー、65で回り、トーマス・ビヨン(デンマーク)とともに首位に立った。6月の全米オープン選手権を制した22歳のロリー・マキロイ(英国)は71で51位。

 ▼高山忠洋の話 上がりも良かったし、いいラウンドだった。メジャーはやはり、最高な気分にさせてくれる素晴らしい大会。いい緊張感でプレーできた。

 ▼河井博大の話 初めてのメジャー、これが世界なのかと痛感させられた一日だった。第2打の距離感を合わせるのが大変なのに、同伴競技者はそこに打っていく。レベルの違いを感じた。

 ▼トーマス・ビヨン(首位)の話 目の前の一打に集中した。最高のスタート。40歳でもまだ勝つチャンスはある。

 ▼ロリー・マキロイ(51位)の話 重圧から序盤でショットが乱れ、ボギーが先行した。よく我慢して立て直せた。メジャーの初日で1オーバーは決して悪くない。

 ▼ルーク・ドナルド(世界ランキング1位で51位)の話風が強くて難しかった。その中でいいショットを打ったが、ラインをうまく読めず、パットが入らなかった。(共同)

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2011年7月15日のニュース