やり投げ・佐藤が大会新で優勝 日本学生個人選手権

[ 2011年6月17日 18:07 ]

 陸上の日本学生個人選手権第1日は17日、神奈川県の平塚競技場で行われ、女子やり投げはアジア選手権(7月・神戸)代表の佐藤友佳(東大阪大)が54メートル50の大会新記録で初優勝した。男子やり投げは佐藤寛大(仙台大大学院)が74メートル67で自身の大会記録を更新し、2連覇した。1500メートルの男子は監物稔浩(環太平洋大)が3分49秒72、女子は森智香子(大東大)が4分23秒18のいずれも大会新記録で制した。

 女子やり投げの佐藤は「とにかく気持ちを込めた」という6投目で54メートル50を記録し、日本記録保持者の海老原(スズキ浜松AC)が国士舘大時代の4年前に出した大会記録を塗り替えた。

 昨年の全国高校総体で57メートル31の高校記録を樹立した逸材は、先の日本選手権で4位に入りアジア選手権の代表に選ばれた。「60メートルを投げれば世界と戦える。ことしか来年の到達を視野に入れている」と力強く語った。

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2011年6月17日のニュース