錦織、決勝進出「次も勝って被災者に希望を」

２度目のツアー決勝進出を果たし、ガッツポーズの錦織

全米クレーコート選手権

（4月9日 米テキサス州ヒューストン）
　シングルス準決勝で第６シードの錦織圭（ソニー）は第７シードのパブロ・クエバス（ウルグアイ）を６―３、７―５で下し２度目のツアー決勝進出を果たした。

　錦織は「サーブが不調で暑さもこたえた。でもうまく切り抜けたと思う。優勝すると約束はできないが、何とか次も勝ちたい。そして（東日本大震災の被災者に）少しでも希望を与えたい」と話した。３年前のデルレービーチ国際選手権に続くツアー２勝目を目指す錦織は１０日の決勝でライアン・スウィーティング（米国）と対戦する。