琴春日ら引退届 理事長「よく聞き分けてくれた」

[ 2011年4月5日 06:00 ]

大相撲八百長問題

 八百長問題で引退勧告などの処分を受けた幕内・琴春日、十両・春日王、安壮富士らが4日、相撲協会に引退届を提出、十両・将司は師匠の入間川親方(元関脇・栃司)に引退届を託した。

 引退勧告などの処分を受けた力士の多くは裁判も辞さない構えだったが、3日の評議員会で処分を決めた理事会の決議が承認されてから状況が一変。相撲協会は5日までに引退届を出すように求めており、応じなければ解雇などの厳罰を下す方針で、5日にも多くの力士らが引退届を提出するとみられる。

 放駒理事長は「引退届を持ってきた力士はよく聞き分けてくれた」と話し、引退相撲などの申し出があれば理事会で審議する方針を示した。

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2011年4月5日のニュース