日本に勇気を…遼、第1ラウンドはイーブン

[ 2011年3月18日 06:00 ]

約1時間遅れでようやくスタートした石川遼

トランジションズ選手権第1日

(3月17日 米フロリダ州パームハーバー イニスブルックリゾート&GCコパーヘッドC=7340ヤード、パー71)
 今季米ツアー4戦目の石川遼(19=パナソニック)は10番からスタートし、4バーディー、4ボギーのイーブンで第1日を終えた。

 初のバーディーは575ヤードの11番パー5。第1打を300ヤード先のフェアウエーに運ぶと2オンに成功し、8メートルを2パットで入れた。大会前日はショットに不安があり修正に時間を費やしたが、この日は霧で開始が70分遅れた影響も感じさせずショットが好調。ハーフのフェアウエーキープ率は100%だった。

 グリーンを外した16番、17番で連続ボギーを叩いたが、18番はパーで悪い流れを止めた。15日の会見で「全てのことが心配」と東日本大震災に心を痛めていたが、その分、「日本に勇気を与えられるようなプレーを」とモチベーションは高く、後半は1番、2番で連続バーディー。5番でもバーディーを奪い、一時は2アンダーまでスコアを伸ばしたが、6番、最終9番でボギーを叩いた。

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