クライシュテルス優勝!李娜、初の4大大会制覇ならず

[ 2011年1月29日 19:50 ]

全豪オープンで初優勝を飾ったキム・クライシュテルス

 テニスの全豪オープン第13日は29日、メルボルン・パークで行われ、女子シングルス決勝は全米2連覇中で第3シードの27歳、キム・クライシュテルス(ベルギー)が第9シードの李娜(中国)を3―6、6―3、6―3で下して初優勝を果たした。四大大会は通算4勝目。優勝賞金は220万豪ドル(約1億8000万円)。

 第1セットはアジア勢で初の四大大会制覇を狙った28歳の李娜に攻撃的なストロークで主導権を握られた。第2セットは持ち味の力強いフォアハンドで立て直し、2―3から4ゲームを連取して奪い返した。最終セットもミスの目立った相手に対し、要所で確実にポイントを決めた。

 男子ダブルス決勝はボブ・ブライアン、マイク・ブライアン組(米国)がマヘシュ・ブパシ、リーンダー・パエス組(インド)に勝ち、3年連続5度目の優勝をした。

 ▼キム・クライシュテルスの話 何度も李娜と対戦しているが本当にしぶとい相手だった。ここで優勝できてやっとオージー(オーストラリア)のキムと呼んでもらえると思う。

 ▼李娜の話 私を支えてくれたスタッフに感謝したい。負けはしたが、全力は尽くした。また来年この舞台に戻ってきたい。(共同)

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2011年1月29日のニュース