なぜ?突然の引退に世界が衝撃…23日に会見

[ 2010年4月22日 06:00 ]

 女子プロゴルフ世界ランキング1位のロレーナ・オチョア(28=メキシコ)が20日、自身の公式ウェブサイトで「女子ツアーから引退する」と記し、現役引退を電撃発表した。

 23日にメキシコ市で記者会見を開き、引退理由などについて説明する。オチョアは04年に米ツアー初勝利。昨年までメジャー2勝を含むツアー通算27勝で、06年から3年連続賞金女王となった。だが、昨年12月に結婚し、今年3月の試合では「子どもができたら家族を優先させ、ゴルフは終わりにする」と話していた。メキシコのレフォルマ紙も家族のことや、慈善活動に専念するために引退すると報道。いずれにしても、女子ゴルフ界のトップを走り続けていた功労者の突然の引退は、世界に大きな衝撃を与えた。

 ◆ロレーナ・オチョア 1981年11月15日生まれ、メキシコ・グアダラハラ出身の28歳。5歳からゴルフを始め、米アリゾナ大を経て03年にプロ転向。06年に米女子ツアーで年間6勝を挙げ初の賞金女王に輝いた。07年4月にはソレンスタムを抜いて世界ランキング1位に。07年8月の全英女子オープンでメジャー初優勝を果たした。07年8勝、08年7勝で3年連続賞金女王となり、オチョア時代を築いた。ツアー通算27勝、メジャー通算2勝。1メートル68。

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2010年4月22日のニュース