太田を気にして及川先輩「自分の滑りどころじゃ…」

男子５００メートル２位の後輩・太田明生（左）と４位の及川佑先輩

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　【バンクーバー五輪代表選考会】男子５００メートルの及川は４位。今季Ｗ杯では日本記録を更新して２位に入っており、２大会連続の五輪代表入りを確実にした。前回トリノ五輪で日本勢最高の４位だった２８歳は「余裕も自信も４年前より少しだけあった」と穏やかに話した。
　レースは２回とも北海道・池田高の後輩で、練習をともにする太田と同走。太田の滑りが気になって仕方なかったそうで「自分の滑りどころじゃなかった。（太田の代表決定は）自分のことよりうれしい」と大喜びしていた。

　◆及川　佑（おいかわ・ゆうや）スタートダッシュが武器の５００メートルのスペシャリスト。社会人になって力を伸ばし、０６年トリノ五輪で日本勢最高の４位に入った。０７年世界距離別選手権は２位。１２月のＷ杯で初めて日本記録保持者となった。山梨学院大出、びっくりドンキー。１メートル７２、７０キロ。２８歳。北海道出身。