有力選手が会見…ロイツルは連覇に意欲

[ 2009年12月28日 09:17 ]

ジャンプ週間の開幕を前に、記者会見で意気込みを語るウォルフガング・ロイツル(左)とグレゴア・シュリーレンツァウアー

 ノルディックスキーで年末年始恒例のジャンプ週間を兼ねたワールドカップ(W杯)は29日、ドイツのオーベルストドルフで開幕する。27日は有力選手が記者会見し、昨季のジャンプ週間総合優勝を果たしたウォルフガング・ロイツル(オーストリア)は「王者として大会に出場できることに誇りを感じる。気持ちも盛り上がってきた」と連覇に意欲を見せた。

 昨季のW杯総合を制した19歳のグレゴア・シュリーレンツァウアー(オーストリア)は「ジャンプ週間は特別な大会。ベストを尽くす」とW杯よりも伝統ある大会で初の総合制覇を目指す。
 ジャンプ週間で史上最多5度の総合優勝を誇る32歳のヤンネ・アホネン(フィンランド)は2シーズンぶりに現役復帰し、今大会に出場する。「いい状態に戻った。強い選手は自分以外にもいるが、何が起こってもおかしくない」と自信をのぞかせた。(共同)

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2009年12月28日のニュース