三洋電機プレーオフ決めた!開幕10連勝

[ 2009年12月14日 06:00 ]

<NEC・三洋>前半36分、三洋・堀江がトライを決める

 ラグビーのトップリーグ第10節最終日は13日、水戸などで行われ、三洋電機が前半に3トライを奪ってNECを22―5で下し、開幕10連勝を飾った。首位の三洋電機は2位のサントリーとともに4位以内を確保し、上位4チームによるプレーオフ進出が決まった。トヨタ自動車は神戸製鋼に23―17で競り勝ち、4位に浮上。6位の神戸製鋼は自力でのプレーオフ進出がなくなった。

 三洋電機は残留争いでモチベーションの高いNECの激しいプレッシャーを受けたが、最後は地力の差を見せた。CTB霜村主将は「NECの当たりは今季一番強かったが、最後まで冷静に戦えたと思う」と振り返った。今季最少得点も1試合当たり13・6失点とリーグ一強固なディフェンスで勝利を引き寄せた。

 最大の見せ場は前半36分に日本代表フッカー堀江が相手5人を外し豪快に飛び込んだシーン。このトライを含め前半終了間際に2トライと勝負強さは健在で、後半は流れを失いながらも逃げ切り勝ち。3季連続のプレーオフ進出を決めた飯島監督は「みんなよくやってくれた」と笑顔。この日はチーム唯一の高卒選手のCTB野口(正智深谷)を初先発させるなどトップリーグ初優勝へ戦力も着実に整いつつある。

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2009年12月14日のニュース