松原 10度目の正直で初の歓喜

[ 2009年11月2日 06:00 ]

優勝トロフィーを手に笑顔を見せる男子の部優勝の松原正典さんと、女子の部優勝の河合さおりさん

 富士山静岡空港開港記念第1回しまだ大井川マラソンinリバティ(スポーツニッポン新聞社共催)が1日、静岡・島田市役所をスタートし、大井川沿いのマラソンコース“リバティ”を通り、同市陸上競技場をゴールとする42・195キロで、6331人が参加して行われた。男子総合では松原正典(39=浜松ホトニクス)が2時間32分21秒で、同女子は河合さおり(33=Honda RC)が2時間58分7秒で、それぞれ初代王者に輝いた。

 男子は松原が10回目のマラソンで自身初の総合優勝。30キロ地点でトップに立つと、向かい風でペースが落ちる中、2位に1分近く差をつけてゴールを駆け抜けた。3週間後に筑波マラソンを控え「1キロ3分30秒ペースで行って“あわよくば”と思っていた」と記念すべき初代王者となり笑顔。女子優勝の河合は先週、季節性のインフルエンザにかかり万全ではなかったが「しっかり給水して、止まって食事も取った」と言いながら3時間を切る快走。「初代女王を狙っていたんでうれしい」と喜んだ。

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2009年11月2日のニュース