朝青龍　朝稽古サボり２５００人ガッカリ…

夏巡業２日目で早くも朝稽古を無断欠席した横綱・朝青龍

　大相撲の横綱・朝青龍が８日、福島・相馬市で行われた夏巡業２日目の朝稽古を無断欠席。大雨の中、詰め掛けた約２５００人のファンを落胆させた。稽古終了まで支度部屋で休み、午後の花相撲に参加した横綱は「きのうの夜、エアコンを消し忘れて風邪気味。熱も３８度ある」と説明。「体調管理をしっかりして、あしたから稽古をしないと駄目だね」と反省の弁を口にしたが、“無断”に関しては悪びれる様子は全くなかった。

　朝青龍は以前から巡業で“無断欠席”を繰り返し、今巡業の初日も終盤まで姿を見せなかった。負傷者以外は参加するよう通達が出ており、相撲協会としては呼びつけて注意を与えるべきだが、大島巡業部長（元大関・旭国）は「きょうは雨だったからどこか体が痛かったんだろう。あした来なかったら注意するよ」と“大甘”の裁定。お騒がせ横綱につむじを曲げられるのを恐れたか、おとがめはなかった。