ロシアに完敗も…新エース清水18得点

[ 2009年6月14日 06:00 ]

 バレーボール男子のワールドリーグ所沢大会第1日は13日、埼玉・所沢市民体育館で行われ、世界ランキング9位の日本は同3位のロシアに0―3で敗れた。ロンドン五輪へ向けた国際大会初戦は北京五輪銅メダルの強豪に完敗したが、収穫は新スーパーエースの清水邦広(22=パナソニック)の成長だ。得点源の越川、石島を故障で欠く中、左腕からの豪快なスパイクでチーム最多の18得点。ロシアのカザコフ主将も「(清水に)一番驚いた」と舌を巻いた。北京五輪では控えだったが、前任者の山本が代表から外れ“龍神NIPPON”の大黒柱として期待がかかる。植田監督は「前半はよく打ったが、後半(スパイクの)ミスで相手に得点を与えているのが反省材料」とあえて厳しい言葉を投げかけた。清水も「最後まで打ち切るのが自分の役割。ミスの少ない選手になりたい」と自覚十分だった。

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2009年6月14日のニュース