両親の声援届いた!桃子ギリギリ予選突破

[ 2009年6月14日 06:00 ]

<全米女子プロゴルフ選手権2日目>16番、バーディーパットを沈め上機嫌の上田桃子

 ゴルフの全米女子プロ選手権は12日、米メリーランド州ハバードグラスのブルロックGC(パー72)で第2ラウンドを行い、初日に117位と出遅れた上田桃子(22=ソニー)が3バーディー、2ボギーの71で回り、カットラインぎりぎりの通算3オーバー、65位で予選を突破した。メジャー初挑戦の宮里美香(19=フリー)も通算2オーバー、54位で決勝ラウンドに進出。大山志保(31=オンワード樫山)はスコアを伸ばせず通算6オーバーで予選落ちした。アンナ・ノードクイスト(22=スウェーデン)が通算8アンダーで単独首位に立った。

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 吉報が届いたのはラウンドを終えてから5時間後。ホテルに戻っていた上田にようやく笑みが戻った。「両親も応援に来てくれているので、残り2日間を、幸せな気持ちを忘れないように頑張ってプレーします」。プレーを終えた時点では89位で予選落ち濃厚だったが、風が出てきた午後にスタートした組がスコアを伸ばせず65位で滑り込んだ。
 ただ、グリーンに悩まされている現状に変わりはない。前半のインでスコアを2打伸ばしたがアウトで2度、1メートルのパーパットを外した。7番でも1メートルのバーディーパットを決められなかったことが苦戦の原因だった。視察中の日本女子プロゴルフ協会、小林浩美理事からは「壁は叩いていけば薄くなるから」と励まされた。上田は米ツアー参戦4年目で初優勝した大先輩の言葉を胸に、決勝ラウンドに向かう。

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2009年6月14日のニュース