室伏繰上げ銅?結論は12月半ばに

[ 2008年11月26日 06:00 ]

 北京五輪の陸上男子ハンマー投げで2、3位になったベラルーシ2選手から禁止薬物が検出された問題について、国際オリンピック委員会(IOC)が12月10日からスイス・ローザンヌで開く理事会で最終結論を出すことになった。失格が確定すれば、室伏広治(ミズノ)が繰り上がりで銅メダルを獲得する。2位のワジム・デビャトフスキーと3位のイワン・チホンが筋肉増強効果のあるテストステロンに陽性反応を示したことを受け、IOCは9月の規律委員会で両選手を聴取。その後も反論材料を提出する猶予期間を与えてきたが、関係者は「理事会で正式決定することになった」と説明した。違反を覆す新材料はないという。

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2008年11月26日のニュース