バドミントンの米倉が今年限りで引退

[ 2008年10月22日 20:57 ]

 バドミントンの女子シングルスで1998年バンコク・アジア大会では日本選手として28年ぶりの優勝を果たし、五輪にも2度出場した米倉加奈子(31)=ヨネックス=が心身の限界を理由に今年限りで現役を引退することが22日、分かった。今後は未定という。

 米倉は12月28日に終了する団体戦の日本リーグに参加するが、個人戦は11月12日からの全日本総合選手権が最後となる。日本協会は功績をたたえ、同15日の大会中に引退セレモニーを行う。

 米倉は粘り強さを武器に2000年シドニー、04年アテネ両五輪に続いて北京五輪の出場を目指したが、父久夫さんの急死で五輪出場権を争う4月の海外遠征を断念し、3大会連続の代表はならなかった。

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2008年10月22日のニュース