武蔵丸親方が年寄振分を襲名

　日本相撲協会は２２日、持ち回り理事会で、元横綱の武蔵丸親方（３７）＝本名武蔵丸光洋、米国ハワイ州出身、武蔵川部屋＝の年寄「振分」襲名を承認したと発表した。

　武蔵丸親方は２００３年１１月の九州場所中に現役を引退。その後、５年間は現役名のまま年寄資格を受けられる横綱の特権で、年寄「武蔵丸」を名乗っていた。優遇期間が来月で切れるところだったが、今回の襲名で、今後も武蔵川部屋付きの親方として相撲協会に残れることになった。
　年寄「振分」は７月に定年退職した元前頭朝嵐が所有しており、武蔵丸親方はこれを借りた。