立ち合い問題を討議…10・5臨時力士会

[ 2008年9月26日 20:13 ]

 今場所から厳格化された立ち合いの手つきをめぐって混乱していることを受け、10月5日に東京・両国国技館で十両以上の力士による「力士会」が、臨時に開催されることが26日に決まった。

 招集を呼び掛けた横綱白鵬は「ルールは守って、みんな伸び伸びとやってほしいからね」と話し、大関千代大海は「どうしたらいいか分からない力士が多い。行司さんとの掛け合いの下でやりたい」と意見を口にした。
 手つきの徹底は初日前日にいきなり決まった。力士は説明を直接受けておらず、立ち合い不成立が続出している。武蔵川理事長(元横綱三重ノ海)は「お互いが手をついて立つことを確認し合うのはいいことだ。審判部長が説明に行ってもいいだろう」と話した。当日は時津風親方(元幕内時津海)の引退相撲が両国国技館で行われる。

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2008年9月26日のニュース