柳本ジャパン 中国に完ぺきに負けた…

[ 2008年6月28日 19:53 ]

 バレーボール女子のワールドグランプリ香港大会第2日は28日、香港で1次リーグの2試合を行い、日本は北京五輪1次リーグA組で対戦する中国に0―3で敗れた。日本は2連勝の後に3連敗で、中国は5戦全勝とした。

 先発6人の平均身長で約10センチ劣る日本は第1セット、中国の速攻とブロックに屈した。サーブで崩した第2セットは木村(東レ)の活躍で粘ったがミスが絡んで競り負け、続くセットもまずいプレーで流れを失った。
 イタリアはキューバを退けて5連勝した。

 ≪活躍の木村「悔しい…」≫先発に栗原と高橋が不在の中、木村が2本のサービスエースを含む19得点と存在を示した。
 サイドや後衛から鋭い強打を見舞い、決定率は57・14%。柳本監督は「バックアタックは効果的。世界のトップクラスにも通用する」と褒めたが、主力として自覚十分の21歳は「有利な展開だった第2セットを取りきれなかった。悔しい」と反省の言葉を並べた。

 ▼柳本晶一・日本監督の話 中国は以前みたいに強いっていう感じはない。木村のバックアタックは効果的。相手を振り回せば戦える。
 ▼竹下佳江の話 第2セットは取らなきゃいけない。そこが悔やまれる。自分たちのサーブレシーブが崩れた。
 ▼大村加奈子の話 (高橋に代わり先発出場し)バックアタックを拾われたり、止められたりした。研究と練習が必要。

続きを表示

2008年6月28日のニュース