日本人3人目!今田が米ツアー初優勝!

[ 2008年5月19日 06:47 ]

ユニークな形をした優勝トロフィーを笑顔で掲げる今田

 米男子ゴルフツアーのAT&Tクラシックは18日、米ジョージア州ダルースのTPCシュガーローフ(パー72)で最終ラウンドを行い、首位と3打差の6位からスタートした今田竜二が通算15アンダー、273で並んだケニー・ペリー(米国)とのプレーオフを制し、悲願のツアー初優勝を果たした。

 日本勢の優勝は5年ぶり3人目。今田は優勝賞金99万ドル(約1億300万円)を獲得し、今季の獲得賞金は約231万ドル(約2億4000万円)でトップのタイガー・ウッズ(米国)らに続く4位に浮上した。
 今田はこの日6バーディー、1ボギーの67とスコアを伸ばし、首位に並んだ。プレーオフでは1ホール目でパーをセーブできなかったペリーに対し、確実にパーを取り、勝利を手にした。今田は昨年もこの大会でプレーオフに進出し、敗れていた。

 ◇今田 竜二(いまだ・りゅうじ)8歳でゴルフを始め、91年に14歳で米国にゴルフ留学。ジョージア大などで力をつけ、99年にプロ転向した。米ツアーの下部に位置するネーションワイドツアーで04年に好成績を挙げ、05年から米ツアーに本格参戦。07年の賞金ランキングは65位。今季はここまで2位が2度。173センチ、68キロ。31歳。広島県出身。(共同)

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2008年5月19日のニュース