シンプソン被告 保証金2倍で保釈

[ 2008年1月17日 11:21 ]

 強盗罪などに問われ、保釈中に条件を破ったとして11日に身柄拘束された米フットボールの元スター選手O・J・シンプソン被告(60)に対し、米ラスベガスの郡地裁は16日、保釈保証金を前回の2倍の25万ドル(約2700万円)とし、条件付きで再び保釈を認めた。

 保釈中に共犯の被告と連絡を取ろうとしたとして、検察側が保釈取り消しを求めていた同被告に、女性判事は「あなたが拘置施設にいるのは高慢か無知、あるいは両方が理由だ」と厳しく指摘した。
 シンプソン被告は昨年9月、ラスベガスのホテルの部屋で収集家2人を拘束し、スポーツ関係の記念品などを奪ったとして逮捕された。公判は今年4月に始まるが、過去に元妻とその知人を殺害したとして起訴され、後に無罪となった同被告の公判には関心が集まっている。(共同)

続きを表示

2008年1月17日のニュース