高市早苗首相、年頭所感を発表 「覇権主義的な動き」を懸念 「変化をおそれず、必要な改革を」
Photo By スポニチ
高市早苗首相(64)が1日、2026年の年頭所感を発表した。
昨年11月に憲政史上初の女性首相に就任。責任ある積極財政を旗印に、ガソリン暫定税率の廃止、年収の壁の178万円への引き上げなどで物価高対策を図った。一方で、台湾有事を巡る発言で、中国との関係には今も緊張が走っっている。
今年が昭和元年から満100年に当たることから、高市氏は「山やまの 色はあらたに みゆれとも 我まつりこと いかにかあるらむ」と昭和天皇がかつて歌会始で詠んだ句を紹介。「昭和は、戦争、終戦、復興、高度経済成長といった、未曽有の変革を経験した時代です。まるで昭和が激動の時代となることを見通していたかのように、移り変わっていく山々の色を詠まれています。令和の現在も、日本と世界は大きな変化を迎えています」とした。
人口減少、物価高、安全保障環境の変化など日本が抱える深刻な問題に触れ、「世界を見渡せば、我々が慣れ親しんできた自由で開かれた国際秩序は揺らぎ、覇権主義的な動きが強まるとともに、政治・経済の不確実性が高まっています」と危機感を記した。そんな中、「世界の真ん中で咲き誇る日本外交を実現するため、絶対に諦めない覚悟をもって、国家国民のために懸命に働いてまいりました」とも強調した。
「高市内閣は始動したばかりです。これから取り組むべき課題は山積しています」と認めつつ、「歴史の中に未来の秘密がある」とした岡倉天心の言葉を引用。「日本と日本人の底力を信じてやまない者として、激動の昭和を生き、先の大戦や幾多の災害を乗り越えて今の日本の礎を築いた先人の叡智と努力に学びたいと思います。その上で、変化をおそれず、必要な改革を断行していきます」と決意をつづった。
さらに「日本列島を、強く豊かにしていくこと、そして、そのことを通じてこの国に「希望」を生み出していくことを、国民の皆様への新年の誓いといたします」と誓いを立てた。











