道頓堀川に投げ込まれたあの日から39年…さよならカーネル・サンダース 昨秋の阪神日本一見届け人形納め
ケンタッキーフライドチキンを展開する日本KFCホールディングスは19日、1985年にプロ野球・阪神タイガースのリーグ優勝に熱狂したファンらによって大阪・ミナミの道頓堀川に投げ込まれ、24年後に見つかったカーネル・サンダース人形を廃棄したと発表した。老朽化が激しく、大阪市の住吉大社で8日に人形納めを行った。人形が投げ込まれてからチームの低迷が続き、野球ファンの間では「カーネルの呪い」としても知られた。
KFCによると、人形納めでは判治孝之社長ら役員が参列し、別れを告げた。お神酒に加え、自社のチキンを奉納。同社は「会社のブランド価値向上に貢献してくれた」とコメントした。
2009年に発見されて以降は「おかえり!カーネル」と名付けられ、イベントなどで展示。同社の広告塔として活躍してきた。プラスチック製の人形は長く水に漬かっていたこともあり、発見当時から左手首や眼鏡を失うなど損傷が目立っていた。一般公開は13年2月が最後で、17年からは同社の関西オフィス(大阪市)で保管されてきた。
廃棄は今年に入ってから、上層部による会議で決定。広報担当者は「15年が経過し、表面などの消耗が激しく保管し続けるのは限界だった」と説明した。
カーネル人形は道頓堀川近くの店舗で飾られていた。85年、阪神の中軸だったランディ・バース氏(70)に似ているとして胴上げの末に投げ落とされ、翌86年以降チームは低迷。長らく日本一から遠ざかっていたが、呪いをはねのけて昨年、38年ぶりに日本一を達成し、カーネル人形も歓喜の瞬間を見届けた。廃棄の一報にSNSでは「ついに道頓堀川から、三途(さんず)の川へ」などの声が上がった。
おはらいの神を祭る住吉大社で祈とうを受けての廃棄。呪いは解けたのか、2年連続の“アレ”へ、虎党の注目が集まる。(佐藤 昂気)
▽人形納め 一般的には思い出の詰まった人形を手放すことに、心苦しさを感じた人たちが持ち込むことを「人形供養」と言い、住吉大社では「人形納め」としている。祝詞で納めることになった経緯などを神様に伝え、おはらいと祈とうを行い、おたきあげをする。持ち込まれるのは、ひな人形や日本人形など。住吉大社の担当者は「カーネル人形ぐらい大きいのは初めてでした」とした。
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