大谷人気は地球規模 グラミー賞受賞の世界的ラッパーの新曲歌詞にも名前が登場
歴史的な活躍を続ける大リーグ・エンゼルスの大谷翔平(28)の名が、アジアや北中米など“野球人気国”の枠を超え世界にとどろきつつある。各国のメディアが注目しているほか、グラミー賞を受賞した世界的ラッパーのバッド・バニー(29)がスペイン語で歌う新曲の歌詞にも名前が登場。その知名度はスペイン語圏である中南米などにも広がりそうだ。
飛距離150メートルの特大弾を放った大谷。MLB公式ツイッターは「ショウヘイ・オオタニは現実とは思えない」と感嘆。FOXスポーツのアナリストを務めるベン・バーランダー氏は「我々は今、地上最高のアスリートを見ている」と投稿した。
さらにプエルトリコ出身の世界的ラッパーであるバニーが歌う新曲の歌詞に、大谷の名が登場することも判明した。6月30日(日本時間7月1日)にラテン音楽のトッププロデューサーとして知られるタイニー氏の新アルバム「DATA」が発表され、バニーが作詞したコラボ曲「MOJABI GHOST」の中に「オオタニ」が出てくる。
♪Pichando y dando palos como Ohtani(オオタニのように投げたり、打ったりしている)
莫大(ばくだい)な富と名声がありながらも心の底に抱える孤独感を歌った曲。スーパースターの象徴として大谷が引用されている。ラップ界では有名人をやゆするためにその名前を登場させることもあるが、今回のように前向きな意味合いで歌詞に組み込まれるケースは異例だ。
今年2月に行われた第65回グラミー賞でも最優秀ラテン・アーバン・アルバム賞を受賞したバニー。スペイン語の歌詞にこだわるスタイルで世界的な人気を誇る。新曲はスペイン語文化圏全体に行き渡りそうで、大谷の名前もアルゼンチンなどの南米にまで広がりそうだ。
また欧州やオーストラリアでも大谷への注目度は高まっている。先月に英ロンドンでカージナルス―カブス戦が開催された際には、WBCで日本代表として戦ったラーズ・ヌートバー(25)に欧州メディアから大谷についての質問が飛んだ。スペインのスポーツ紙でも特集が組まれ、ベーブ・ルース超えを「時間の問題」と評した。
クリケットが盛んなオーストラリアでは、同競技の名選手たちと比較して大谷の名前が紹介されることも。クリケットでは投打の二刀流で活躍する選手は「オールラウンダー」と呼ばれている。「オールラウンダーは超貴重。しかし大谷ほど上位の選手はいない」など、最近はSNSで大谷の名前が登場するようになった。その前人未到の活躍で、「オオタニ」が世界中を席巻しそうだ。
≪アメフト専門サイト選出 アスリート“頂点”≫大谷は米アメリカンフットボール専門サイト「PFF」が「地球上で最も偉大なアスリートは?」と題して選出した9人にも名を連ねた。サッカー界からは昨年のW杯カタール大会で得点王に輝いたフランス代表のキリアン・エムバペ、バスケットボール界からは6月にチームを優勝に導きNBAファイナルMVPを受賞したニコラ・ヨキッチ(ナゲッツ)、アメフト界からは2月に自身2度目となるNFLスーパーボウルMVPを獲得したパトリック・マホームズ(チーフス)ら、各競技からそうそうたる選手が登場した。PFFは9選手を1枚の画像で掲載したが、大谷はその中でも“頂点”の位置に大きく配置された。
≪中日に並んだ30号≫日本ではプロ野球チームのある数字が話題になっている。それは今季の中日のチーム本塁打数「30」。今季30号を放った大谷にとうとう並ばれてしまった。SNS上では「大谷さんが凄いのか、中日さんがふがいないのか」との“プチ論争”にまで発展している。












