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木下博勝氏 新型コロナ重症度分類で倉持院長の考えに賛同「肺炎の有無を重視した分類はこのままで…」

[ 2022年8月24日 18:54 ]

木下博勝医師
Photo By スポニチ

 女子プロレスラーでタレントのジャガー横田の夫で「さいたま新都心ジャガークリニック」の院長・木下博勝氏が24日、自身のインスタグラムを更新し、新型コロナウイルスの重症度の現在の分類に疑問を呈した「インターパーク倉持呼吸器内科」(栃木県宇都宮市)の倉持仁院長の考えに賛同した。

 厚労省が定めた「新型コロナウイルス診療の手引」によると、軽症は「肺炎の症状なし、酸素吸入の必要なし」。中等症1が「肺炎や息切れ、酸素吸入必要なし」、中等症2が「人工呼吸器一歩手前、酸素吸入必要」という症状。さらに重症は「ICUに入院、または人工呼吸器が必要」と、呼吸器の状況を中心にした分類になっている。

 だが、倉持氏は23日、BS-TBS「報道1930」(月~金曜後7・30)にリモートで生出演し、この分類がオミクロン株の特性を踏まえたものではないとし、「重症という定義は、いわゆる呼吸不全を起こして、呼吸ができなくなるから人工呼吸器やECMO(人工心肺装置)が必要だった」。それが、オミクロン株では状況が違うという。「今はそういう症例が非常に少なくなっていまして、どちらかというと全身状態が悪くなって、自宅待機している間、施設にいる間に衰弱して、人工呼吸器をする間もなく亡くなってしまう方が非常に多い」と指摘。厚労省の分類は「肺炎があるかないかに着目した分類なんです。今のコロナには対応していない。ほとんどの患者は肺炎がないですから、軽症に分類されちゃう」とし、「そうすると、全身状態が悪くても、運ばれないという事態が次々と起こっていて、そういった中で死者数が増えてしまっているのが現状だと思います」と分析した。

 木下氏は「倉持先生の新型コロナの重症度分類についてお考えに、僕もその様に考えていたのです。今年の一月以降、さいたま新都心ジャガークリニックでは、3200名以上の陽性者の登録をしました。全員軽症ですし、重症化したは居ないと認識しております。高齢者の方の検査割合が少ないのも有るかと思いますが、肺炎の有無を重視した分類はこのままでいいのかどうか」と警鐘を鳴らした。

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